愛猫の健康を第一に考えた、お肉たっぷりの高たんぱくな『ファインペッツ キャットフード』。
ファインペッツのキャットフードは、粗タンパク質を32%も含んでいます。
AAFCO(米国飼料検査官協会)という、ペットフードの栄養基準などを制定しているアメリカの団体が定める基準では、たんぱく質は成猫で26%以上、子猫で30%以上が推奨されています。
ファインペッツのキャットフードは、高たんぱくで栄養たっぷりなだけでなく、人間が食べれるレベルの新鮮な原材料を使用し、一生を通じて愛猫に安心安全なフードを与えることができます。
そんな『ファインペッツ キャットフード』にデメリットはあるのでしょうか?
口コミの情報をもとに、良い点・残念な点をまとめてみました!
『ファインペッツ』の口コミ評判は?
良い点
ファインペッツキャットフードに限らず、猫によってフードの好みは分かれますが、嬉しいことに「食いつきが良い」という口コミが多く見られました。
また、ファインペッツキャットフードは高たんぱくですので、与え続けることで、毛艶が良くなった!という声も。
原材料にこだわって製造されているため高コストではありますが、栄養価が高いため、一般のフードよりも少ない給餌量に抑えることができます。
※今までの量から減らす場合には、1~2ヶ月程度かけ徐々に減らしましょう
成分一覧
粗タンパク質:32.0%、粗脂肪分:20.0%、粗繊維質:2.3%、灰分:8.0%、水分:8.0%、カルシウム:0.7%、リン分:0.68%、タウリン:0.075%、オメガ3:0.4%、オメガ6:3.4%、ナトリウム:0.4%、カルシウム:0.7%、マグネシウム:0.06%、カリウム:0.6%、リシン:2.23%、メチオニン:0.76%、システイン:0.41%、スレオニン:1.49%、トリプトファン:0.47%、リノレン酸n-6:2.26%、α-リノレン酸:0.06%、アラキドン酸n-0.06%、EPA:0.38%、DHA:0.38%、γ-リノレン酸:0.09%、アルギニン:1.91%、代謝カロリー量:427.2 Kcal/100g
pH値6.3、消化吸収率87% |
また、カリカリの大きさは8mmほどで小さいので、子猫から老猫まで食べやすいサイズです。
カリカリの形は丸飲みがしづらい手裏剣型なので、よく噛んで食べてくれます。
商品は真空状態で密封された状態で届き、袋はジッパータイプなので鮮度が保たれる点も良いポイントです。
残念な点
多く見受けられた声は、「保存方法」と「供給量」についてです。
ファインペッツは防腐剤が含まれていないことから、保存には注意が必要です。
公式サイトによると、開封後「3ヵ月」が賞味期限の目安となり、商品到着後はなるべく早く開封し、3ヶ月以内に与えきることが推奨されています。
また、新鮮さを保つため、フードは室内の冷暗所で、密閉容器に数日分ずつ小分けにして保管することがおすすめされています。
長期保存をする場合は、未開封でも日光の当たらない、常温の場所で保存しましょう。
常に安全なフードを愛猫に与えるためには、定期購入の利用がおすすめです。
そして次に、「供給量」についての注意点です。
ファインペッツは、高たんぱくで栄養価の高いフードで、少ない量で十分な栄養が賄えます。
その為、従来のフードと同じ量を与えると、肥満の原因になることがあります。
フードは10日ほどかけてゆっくりと切り替え、下記公式サイトの供給量を参考にしてください。
※高齢猫に対する給餌量は、上記給餌量の80%(20%減)
※幼猫に対する給餌量は、上記給餌量の150%増量
その他にも、「値段が高くて手が出しづらい」という声もありました。
ファインペッツのキャットフードは、1.5㎏で4,132円(税抜)です。
市販に流通しているキャットフードと比較すると値段はもちろんお高めですが、他のプレミアムキャットフードと比較すると平均的でしょう。
カナガン(1.5㎏) | 4,280円(税抜) |
モグニャン(1.5㎏) | 4,280円(税抜) |
安全性は?『ファインペッツ』の特徴とは?
ファインペッツとは、ドッグフードやキャットフード、ペット用品を取り扱う「株式会社エヴリワンズ」が、食品の安全性に重きを置いたカナダの「TLCペットフード社」の協力のもと製造している、自社ブランドのペットフードです。
ファインペッツのフードは動物の健康を第一に考え、化学合成された添加物を一切使用せずに作られています。
公式サイトの情報を参考に、その特徴をまとめてみました。
厳選されたこだわりの原材料
ファインペッツのフードは全て、人間が口にする食品と同じ基準を満たしたヒューマングレードの原材料を使用しています。
また、熱に弱い原材料が栄養成分を損なうことのないように加工もされています。
新鮮な食材の香りに、愛猫の食いつきも抜群です。
安全性第一
主原料は犬猫にとってアレルギー性の低い肉類で、アレルギー性の強い牛肉や、肉類の副産物、化学合成された添加物は一切使用していません。
さらに、遺伝子組換作物(キャリーオーバーを含む)、放射性物質汚染原材料、重金属類汚染作物、化学的な酸化防止剤、防腐剤、着色料、着香料等を一切含みません。
また、品質管理の観点から、中国産原材料は一切不使用、かつ使用予定もありません。
原材料
アヒル肉(フランス産)、ニシン(オランダ産)、全粒米、ポテト、鶏脂、フレッシュサーモンオイル、鶏肉、チコリ、グリーンピース、鶏レバー、植物性繊維質(豆類由来)、ビタミン(ビタミンE、ビタミンC、ナイアシン、イノシトール、ビタミンA、チアミン、Dパントテン酸カルシウム、ピリドキシン、リボフラビン、ビタミンK、ベータカロチン、ビタミンD3、葉酸、ビオチン、ビタミンB12)、ミネラル(亜鉛、鉄、銅、マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、ユッカシジゲラ、マンナンオリゴ糖、ボリジオイル、フラックスシード、Lカルニチン、イヌリン |
高い消化吸収率
国内で流通している一般的なプレミアムフードと比較しても、ワンランク上の87%という消化吸収率を実現しています。
ファインペッツの歴史
ファインペッツの歴史は1994年にまで遡ります。
株式会社エブリワンの前身である、カナダのTLCペットフード社のアジア地区総輸入販売元「TLCドッグフードジャパン」が創業されました。
TLCペットフード社は、前述の通りフードの安全性を第一に考え抜かれた商品を提供しており、ペット愛好家の飼い主が愛用していたことから、日本での輸入販売を開始しました。
2013年、日本のペットフード業界に潜在する食の安全意識に疑念を抱き、TLCドッグフードジャパンから株式会社エヴリワンズに社名変更するとともに、自社ブランド製品「ファインペッツ」の販売をスタートさせました。
TLCペットフード社から受け継いだ商品開発の知識を活かしつつ、自社開発になったことで、1つ1つの原材料を直接品質管理することが可能になりました。
ヒューマングレードの基準を満たすだけでなく、原材料段階でホルモン剤や抗生物質の投与、および遺伝子組み換え飼料の使用が厳しく制限される世界最先端のHACCP準拠の設備を持つクリーンな環境で、化学合成添加物を一切使用せずに、一粒一粒丁寧に製造されています。
まとめ
『ファインペッツ キャットフード』は鮮度と栄養価が高いゆえに、取り扱いの難しさがあります。
鮮度を保つために小分けにして保存したり、栄養過多にならないように給餌量に注意するなど配慮が必要ですが、原材料の安全度を考慮すると、お値段に見合ったクオリティの高いプレミアムキャットフードだと言えます。
栄養価が高いので、運動量の多い若い猫ちゃんには特におすすめかもしれません。
購入を検討されている方に、この記事が参考になれば幸いです。